吸い玉(カッピング)

吸い玉(カッピング)

吸い玉療法は1000年を超える非常に古い歴史を持つ治療法で、吸い玉・カッピング・火罐・拔罐(抜罐)・吸覺など、さまざまな呼び方があります。
近年その効果が見直され、ダイエットや美容にも効果があるということで、女性を中心に人気が出ています。

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ポンプを使用して皮膚に置いた吸い玉の内部の気圧を下げることで、吸い玉が皮膚に吸着します。これによって皮膚が外側に吸いだされ、独特の刺激を与えます。

この吸い玉には古くは竹や木・ガラスの容器を使用していましたが、近年ではプラスチック製の吸い玉が使われるようになっています。

吸い玉で施療すると、その部分の血管がふくらみ、血液の流れが改善されます。
このことによって流れの悪かった血管が開き、血行の障害となっているコレステロールなどの要素が洗い流されます。

また、吸い玉の影響は表面だけではなく、深部にまで及びます。
体内の深部に溜まった悪い血や筋肉の中の乳酸などの老廃物が表面の皮膚近くまで誘い出され、血流によって浄化されやすくなります。

治療後についた跡の色から、その部位やその部位に対応する臓器がどの程度弱まっているかを知ることができます。

施療した部位が疲れているほど黒ずんだ色となり、もっとも症状が重く、機能低下が強い場合は黒みがかった紫色へと変色します。症状が軽い場合は順に、黒みがかった赤色から、あざやかな赤色となります。

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