刮莎(カッサ)

カッサ(グアシャ)とは

カッサ板(グアシャ板)

カッサ以外にも、グアシャなどの呼び方があります。

カッサ療法は鍼や灸と同じくらいの歴史のある治療法で、中国では数千年前から行われていたと言われています。
現在でも、中医学において疾病予防・健康維持・美容などに幅広く利用されています。

カッサ板を使ったマッサージは中国では身近な治療法で、昔から一般に行われています。

カッサ板による施術

カッサ板とは、牛の角から作られたヘラのようなものです。
中国や台湾では、カッサ板は各家庭にあるといわれるほど。最近では、日本でも注目を集め始めています。

カッサ板を使ったマッサージは中国・台湾では身近な療法で、一般的に行われているのですが、日本ではまだまだ体験できる場所が少ないのが現状です。
興味をお持ちの方は楽楽堂にてその効果を体験してみてください。

カッサ板による施術

カッサ板(グアシャ板)

刮(カツ)は「こする」の意味で、意味通りカッサ板によって体をこすることで活性化させ、体内の老廃物や毒素を出します。

背中・首・胸などの施術する部位に油を塗り、これで皮膚をこすってマッサージをします。油の代わりに水や酒が用いられることもあります。

 

カッサ板による施術

痛みがない程度に軽く撫でるようにしてこすります。

体の弱っている部位に施術すると、皮膚に内出血のような黒紫色の斑点が浮き上がります。これが「痧(サ)」です。

この黒紫色の斑点は2~3日程度で自然に消えます。